メールマガジン広告の効果はどのくらい?100人にアンケート調査
メールマガジン(略してメルマガ)はIT時代の幕開けとともに急速に発達したサービスの一つです。現在も商品を購入する際に、お気に入りのショップのメルマガ配信を希望できるようになっていますね。
今回は、メールマガジンのなかに差し込まれるいわゆるメルマガ広告の効果について取り上げていきます。メルマガ広告についてのアンケート調査を行いましたので、その結果から分かること、考察できることなどを紹介していきましょう。
※調査方法・・・インターネットアンケート(10~60代以上の男女100名)
メルマガ広告の効果はどれくらい?
メールマガジン(メルマガ)は、メールマーケティングの一つでもあり購読希望者に対して一斉送信されます。そのメールのなかに差し込まれる広告がメルマガ広告と呼ばれるもので、テキスト形式で配信されるものとHTML形式で配信されるもので見た目がかなり異なります。
消費者自身が希望するものしか配信されないので、消費者のニーズと広告内容も合致しやすいと思われますが、同じような広告としてLINE広告が勢いを増しているため消費者はどのように捉えているのか気になるところでもありますね。
今回は、メルマガ広告の効果はどれくらいあると思うか、消費者にアンケート調査を行いました。
メルマガ広告の効果について「高い」「やや高い」「普通」「やや低い」「低い」の5択で回答してもらったところ、次のような結果となりました。
メルマガ広告の効果は? | 人数(人) |
高い | 4 |
やや高い | 28 |
普通 | 18 |
やや低い | 35 |
低い | 15 |
このようにメルマガ広告の効果は「やや低い」と回答した人が最も多く、続いて「やや高い」が多いという結果になりました。
「高い」と「やや高い」と回答した人を合計すると32名、「やや低い」と「低い」と回答した人を合計すると50名となり、全体の半分がメルマガ広告への効果は期待できないと思っていることが分かりました。
メルマガ広告の効果を感じている人、反対に効果を感じない人は、どのような点からそのように感じたのでしょうか?ここからは回答した方の意見を、回答結果ごとそれぞれご紹介していきます。
効果が「高い」「やや高い」と答えた人の意見
- メール開封したくなるような件名であればまずはメルマガを開く。開くことができれば内容を読むので、メルマガからの提示にあわせてアクションをする可能性が高いので、やや高いと評価します。(20代・女性)
- メルマガでお得なクーポンやキャンペーン情報でお店を利用する事がおおいからです。(30代・男性)
- メルマガを送ることで興味のある人が読んで、ファンを作ることができるから。ファンを作ることによって、メール、ツイッター、インスタグラム、ユーチューブなどどの媒体を通してもフォロワー(応援者)を作ることができる。(40代・男性)
- あまり興味がなくても一応目を通しておこうと思うから。(30代・男性)
- キャンペーンの告知やクーポンの配布などの実利のあるお知らせで「好奇心」が刺激されること、存在自体を忘れていたところに「思い出させる」効果があること。習慣として定期的にチェックさせるような効果よりも、こういった「ふと目にした時に気になる」というような効果は中々高いと思います。(20代・男性)
- 100%目を通すということは決してありませんがメールは自然と入ってくるものなので普段煩わしいと思っていてもタイトルなど、開かなくても気になるキーワード、例えば今欲しいと思っているものがたまたま目につくということがあるかと思います。(30代・女性)
- メルマガを登録しているのは、興味があるから登録をしていると思うので、メルマガ効果は高いと思います。(20代・女性)
- メルマガで知ることもあるので、コンテンツにもよりますが、何かしらの効果はあると思います。(40代・男性)
- 有料のものもあったりで自分の欲しい情報をよりディープに知ることが出来るから。(40代・女性)
- その場では決められず買わなかった洋服を、メールマガジンを見て、改めて買いたいと思って購入したことがあるから。(20代・女性)
- 継続してメルマガを購読することによって、その人のものの考え方や、どんな目的で何を伝えようとしているのかわかるのではないかと思います。あくまで単発ではなく、継続しているメルマガということが大事かなと思います。(50代・女性)
- メルマガが届くことによって気になる情報があればサイトに飛ぶ確率が上がる。(20代・男性)
- 興味を持って居るのを登録してくれているので確実に読んでいるはずだから。(50代・男性)
- メルマガで興味を持った商品やサービスを実際に利用することがけっこうあるので。(40代・女性)
- メルマガがくることによってキャンペーンやクーポンを利用して商品を購入するきっかけができるから。(40代・女性)
- 事前に登録しないと届かないので、意識的に見ると思います。(60代以上・男性)
- 頻繁に届くので煩わしいと思う事が多いのですが、会社名やショツプ名は記憶に残るし、時たま気になる情報もあり購入まで進む事も少なくないので、マイナスの効果は少ないと思います。(40代・女性)
- メールは一度に大量に出せ、費用も殆どかからないのでコスト的に優れていますし、ターゲットを絞ってその人の趣向にあわせてピンポイントにアピールすることもできるので優れた宣伝方法だと思います。(40代・男性)
- 手間がそんなにかからないと思うし、見る側の人の場所や時間を選ばない。また、ターゲットを絞った宣伝もできると思うので、効果はあると思う。怪しさが出る場合もあるので、完全に高いとは言えないが、それでも気になっている人に送れば効果はあると思うから。(30代・女性)
メルマガ広告の効果が高いと感じる理由には、やはり自分で「読みたい」と思って登録し購読するため目に触れる機会が多いということが挙げられました。消費者が気になっているジャンル・サービスに登録することで、広告もより確実なターゲティングが可能となります。
また「メルマガを見た人限定ポイントプレゼント」や「クーポンプレゼント」など、購読することでお得になることもあり、このようなサービスは消費者に「また今度もチェックしよう」という気を起こさせます。実際にこのようなサービスを使って、メルマガ広告がきっかけとなり商品を購入したという声もいくつか見られました。
効果が「普通」と答えた人の意見
- メールの題名にインパクト(興味のある一文)が無いと読まずに削除しています。毎回読んでいるメルマガ意外は、殆ど読まずに削除しています。(40代・男性)
- 内容によりけりだと思う。文字列が多いと飽きてしまって難しい。エイチティーエムエル形式でビジュアルに訴えるのであればそれなりに持つかもしれない。(50代・男性)
- 有料メルマガのようなコンテンツとして内容があるもの以外は、よほどのメリットがないとタイトルだけ読んで開かない。(40代・男性)
- 本当に興味があったり利用しているサービスのメルマガならば読みたければ読みます。お得な案内が含まれている事が多いから。しかし、しょうがなくメルマガ登録したものは、すぐに読まずに削除されると思います。全体としては普通と だと感じます。(40代・女性)
- 興味がなければ、ただのスパムメールになる。(40代・女性)
- 新商品などの通知には便利だが、時々読み流してしまうこともあるため。(10代・男性)
- メールという媒体を使う頻度が減ってきていると思う。今は、LINE等のSNSの方が効果が高いと思う。(40代・男性)
- 自分にとって興味がある内容なら効果はあると思いますが、どうでもいい内容ならスルーしてしまうので普通だと思います。(50代・女性)
- 私の場合は見出しによって読んだり読まなかったりマチマチなのでそう思いました。(40代・女性)
メルマガ広告の効果が普通と回答したは、メルマガのタイトルや内容によっては読まずにゴミ箱行きになることもある・・・という意見が多かったです。興味があれば読むけれど、興味がなければ読まない、というのはどの広告も同じですね。
また何かしらの特典(ポイントやクーポンプレゼントなど)があるかないかも、消費者にメルマガを読んでもらう点で大きな意味を持つことも分かりました。日本人は「限定」という言葉に弱いので、メルマガを最後まで読ませるにはメルマガ限定特典をつけることも視野仕入れたほうがよさそうですね。
効果が「やや低い」「低い」と答えた人の意見
- SNSが流行しているので、以前のような効果は期待できないと思います。(40代・男性)
- メルマガを読んでサイトにアクセスしたことが無いから。むしろメルマガ配信がデフォルトでオンのサービスは悪印象を持ってしまう。(30代・男性)
- 望んで登録したメルマガでも、ちゃんと読むのは最初だけで、次第に面倒くさくなって読まなくなる。総じて効果は「やや低い」と言わざるを得ない。(50代・男性)
- 頻繁にメルマガが届きますがほとんどチェックしたことがなく、本当に興味があるものだけを読みます。しかし、本当にまれなので私は効果はやや低いと思います。(30代・女性)
- 利用している人しか効果がないから。(40代・女性)
- 必ずしも登録している人全員が読むとは限らないので。(40代・男性)
- ロクに見ないか、それが来ただけで見ずに消去する人が多いと思うからです。インパクトに欠けるモノが多いです。(30代・女性)
- 見出しやタイトルが飛びぬけて魅力的であればしっかり見ることもあるが、たいてい瞬時に判断してゴミ箱行きになる。(40代・女性)
- 大量に届くメールに埋もれてしまってそのうち見分けられなくなってしまうため。(30代・男性)
- ほとんどのメルマガが興味ない内容で情報量も多すぎて、自身もそうだが見る人が少ないと感じるから。(40代・男性)
- ポイント付きなどは見ることがありますが、比較的興味のないものは見ることがないので。(30代・女性)
- 定期的に送られてくると見なくなるから。(20代・男性)
- 情報が周りに溢れている今、メルマガはよほど興味がないと読まずに消してしまう人が多いと思います。(20代・女性)
- メルマガでくる広告は気に留めないし、煩わしいとさえ思っているから。(30代・女性)
- 中身を全く見ずにタイトル名だけ見て削除されてしまう可能性が考えられるので、あまり効果は期待できないと思います。(30代・男性)
- 送られてくることが鬱陶しくて逆効果になることが多いように感じる。(40代・男性)
- 読まずに消すことが殆どだし、しつこいとマイナスイメージになるから。(30代・女性)
- 色々な会社でメルマガを配信しており、また、頻度も高いため、あまり希少性がない。またか、という印象しかない。(40代・女性)
- かなり興味が高くないと内容を良く読まない。最初の頃は読んでも段々と注視しなくなる。(50代・女性)
- メルマガは大量に送られてきたり、毎週など定期的に送られてくると、タイトルや送信者を見て「また来た…」とすぐメールをゴミ箱に移動させてしまっています。そしてまったく読まなくなったものはメルマガ配信を解除しています。(30代・女性)
メルマガ広告の効果が低いと感じる人のなかには、配信される頻度の高さからだんだんと興味が薄れてゴミ箱行きになってしまうという意見がありました。確かに毎日のように同じところからメルマガがくると「またか」と感じてしまいますよね。
また最近は商品を購入する際に、自動的に「この店のメルマガを登録する」にチェックが入っていることもあり、最終チェックを怠ると消費者の意思と異なる形でメルマガが配信されることもあります。この点でメルマガというサービス自体に嫌悪感を抱いてしまう消費者も少なくないようです。
時代の流れとともに、私たちのコミュニケーションツールも、メールというサービスよりもLINEやMessengerなどのSNSが多く使われるようになってきました。最近の若い世代は「メール=古い」という認識を持っている人も多いのではないでしょうか?そうなるとメルマガ広告よりも、SNS広告の方がより多くの人へ影響を与えられるのかもしれません。
メルマガをあまり読まない消費者が多い
今回のアンケート調査では、メルマガ自体を読まずにゴミ箱へ捨ててしまう人が多いことが分かりました。特にクーポンなどの特典が付いていないものには、見向きもしないという人もいて、メルマガというサービス自体がSNSに押されている印象を受けます。若い世代を中心に、メールという機能自体が古いものとして認識されてしまっていることも、メルマガ広告の効果が低いという回答が多くなった背景にあるのかもしれませんね。
消費者は「新しいもの」や「面白いもの」に敏感に反応します。この点でアドトラックはどちらも満たしているといえるでしょう。見た目にインパクトがあり、音楽も流すことができる新しい時代の広告手法として、アドトラックでの宣伝をぜひご検討ください。
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