日本だけじゃない!海外にもアドトラックが存在する!?

query_builder 2020/06/17
コラム
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コラム

繁華街を大画面・大音量で走行するアドトラックは、日本ではすでにお馴染みの光景になりつつあります。このようなアドトラックは日本だけに存在するのでしょうか?

いいえ、実は海外にも日本のアドトラックのようなものが存在するのです。海外のアドトラック事情はどうなっているのか、今回は海の向こうへ目を向けてみましょう。

 

海外では呼びかたが違う?

日本では広告宣伝車は「アドトラック(ad truck)」「ラッピングカー(wrapping car)」などと呼ばれていますが、海外では「アドヴァタイジング トラック(advertising truck)」と呼ばれています。

もともと広告を宣伝する目的で作られた車両のことを英語で「アドヴァタイジング トラック」と呼んでいたのですが、日本では慣習的に「アドトラック」と略して呼ばれて定着したようですね。

そのほか、「携帯する看板」という意味で「モバイル ビルボード トラック(mobile billboard truck)」という呼び方もあります。ビルボードというとアメリカの音楽チャートを連想してしまいますが、「看板」という意味もあるんですね。

 

海外のアドトラックいろいろ

ここからは海外を走行している(走行していた)アドトラックを、いくつかご紹介していきます。海外ということで、日本のアドトラックよりもさらに派手なイメージをしてしまいますが、実際はどうなのでしょう?

 

「ウォーキング・デッド」のアドトラック

引用元:/_img/ja/cms/45079/image/

こちらはアメリカ・サンディエゴ州で撮影された映画「ウォーキング・デッド」のアドトラックです。乗用車4台分とも言えるような大きなトレーラーいっぱいに映画の世界観が表現されていますね。

映画の内容が内容なので、大きな広告が目の前に現れたら「怖い」という強いインパクトを与えられます。子供なら夢に出てきそうなレベルですね。

 

「コカ・コーラ ZERO」のアドトラック

大きな水槽の中にコカ・コーラが浮かんでいるかのような斬新なデザインが目を引きますね。キンキンに冷えたコーラが飲みたくなります。

 

「ヴァレンシナ・オレンジ」のアドトラック

こちらもユーモアがあふれているデザインのアドトラックですね。思わずトラックの荷台からオレンジが転がってきそうで、ドキドキしてしまいます。

歩いている人にも後続車にも楽しんでもらえる工夫が感じられるトラックです。

 

「m&ms」の3Dアドトラック

日本でもおなじみのお菓子「m&ms」の3Dアドトラック。北米の高速道路で走っていました。なかにキャラクターの風船・ボールがたくさんディスプレイされています。おもわず子どもたちが寄ってくるようなユニークなデザインですね。

 

「Wendy’s」の3Dアドトラック

アメリカ創業のハンバーガーショップ「ウェンデーズ」のアドトラックです。こちらも日本でもショップ展開しているのでおなじみですね。

目の前にこんなに大きなハンバーガーが現れたら、よだれがこぼれてしまいそうです。一緒に写真を撮ったり、手で触ってみたりしたくなるアドトラックですね。

 

「レンタル・リビング」の3Dアドトラック

こちらはレンタルリビングという会社のアドトラックです。荷台部分がまるごとリビングとなっていて、テレビやテーブル・椅子・家具…などといったものがそのまま再現されています。家具店に足を運ばなくても、このようにトラックの荷台に疑似空間を作りだすことで参考にできるのは面白いですね。

 

「軽食屋さん」のアドトラック

こちらも3Dアドトラックです。荷台部分がガラス張りされていて、その中で軽食を販売しています。日本ではイベントなどに現れるキッチンカーはワゴンタイプが多いですが、海外にはこのようにスケルトンタイプもあるんですね。

LEDディスプレイ搭載のアドトラック

イベントなどで大活躍の昇降式LEDディスプレイを搭載したアドトラックは、海外でも活躍しています。この動画は中国のものです。

 

こちらも同じようなLEDディスプレイを搭載したアドトラックです。アメリカ・フロリダ州のテレビ番組のコマーシャルのようですね。動画ではなく、静止画をスライドで流しています。

 

「バンクシーデザイン」のアドトラック

こちらはかの有名なロンドンのアーティスト「バンクシー」がデザインした「羊たちの沈黙」をテーマとした作品です。

一見かわいらしい羊のぬいぐるみがたくさん乗っているな・・・と思ってしまいますが、ただ泣いているだけではない様子。荷台には「Farm Fresh Meat Inc」と書かれていて、食用にされてしまう羊たちの嘆き・喚きを表わしているのではないでしょうか。動物愛護の視点をユニークなアイディアでアドトラックで表現したのかもしれません。

アドトラックというと商品やサービスの広告に使われるイメージですが、このような社会へのメッセージも発信することができるのですね。

 

アメリカのアドトラック事情

アメリカの道路は日本よりも広く、国土が広いため高速道路も多く走っています。20年前に比べて、車の数は53%も増加しているというデータもあり、非常に多くの車が走行していることが分かります。

そのため渋滞も多く、車の中で暇になってしまうことも多いのだとか…。そこで歩行者だけではなく、運転者にも楽しんでもらえるようなデザインが多く開発されるようになりました。

アメリカらしい面白くパロディ化されたデザインが多いのも納得です。

しかしアメリカにも日本のようにアドトラックに対する規制があるのも事実で、次のようなことが禁じられています。

  • 運転中にスピーカーで爆音で音楽を流すこと
  • トラックを派手な色に塗ること
  • 60歳未満のドライバーを雇うこと

なんと、年齢制限もあるんですね。アメリカといえども国土が広いですから、それぞれの地方によっても法律が異なります。その場所で定められた法律に則って走行しないと罰せられてしまいます。

またアドトラックを運行する際には次のことに注意をしないといけません。

  • 交通規則を尊重すること
  • トラックを清潔に保つこと
  • 非番の警官や消防士、退役した軍人を雇うこと
  • 地元の慈善団体を支援すること
  • 地域のイベントを宣伝するときに広告スペースを寄付すること

こうしてみてみると下の3つは日本のルールにはないので、比較してみると面白いですね。

参考URL:https://sparkmobilevideo.com/blog/files/category-regulation.html

 

海外にも面白いアドトラックがある!

海外のアドトラックをいくつかご紹介しました。日本と比べるとユニークでダイナミックなデザインが多く、見ていてとても面白いですね。

「面白い」と思うものに人の目は引き寄せられますから、日本の法律・条令の範囲内で取り入れられそうなものは取り入れてみるのもいいかと思います。海外のアドトラックは、ほかにもたくさんありますので、ぜひ検索してみてくださいね。

 

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営業担当の筒井です。
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