交通系広告(タクシー・バス)とアドトラック広告を徹底比較!
日ごろいたるところで目にする広告ですが、あなたはどこで多く広告を見かけますか?移動中にタクシーやバスの車内で、もしくは車体に貼ってある広告などを見ることも多いと思います。
新商品の発売時や、店舗オープン時、またはイベントの告知などで広告を掲載したい場合、できるだけ多くの人にアピールできてしっかりと見てもらうためには、どの媒体を選択するのがベストなのでしょうか。
今回は、タクシーやバスなどで使用される交通系広告とアドトラックでプロモーションを行う場合の効果・価格・メリット・デメリットなどを比較していきます。
タクシー・バスなど交通系広告でのプロモーション
通勤・通学時や出張などの移動中にタクシーやバスを利用する人は、1日のうちに何回か車内・車外でなんらかの広告を見かけているはずです。
今回はタクシー・バスなどに掲出される交通系広告について取り上げていきます。
タクシー広告の特徴
タクシーは荷物が多い場合や、公共交通機関を利用するよりも便利な場合などによく利用しますね。タクシーの車内は、ある意味プライベートな空間です。他に乗客がいないので、乗客はリラックスできますし広告もじっくりと見てもらうことができる空間といえるでしょう。
東京都内のタクシー利用者の数は、年間で3億人以上、1日当たりでは1台30人以上の人が利用しているというデータもあります。
タクシー広告というと、窓部分に貼ってあるステッカーや座席の後ろに設置されているリーフレット、または車外をラッピングしたものなどをイメージするのではないでしょうか?
タクシー広告には具体的に次のような種類があります。
- リーフレット(アドケース)・・・助手席・運転席の背もたれに設置された袋に入れるリーフレット。
- アイキャッチステッカー・・・運転席の防犯ボードに貼るステッカー。
- リアステッカー・・・リアウインドウに貼るステッカー。後続車へのアピールも可能。
- サイドウインドウステッカー・・・ドアの窓に貼るステッカー。歩行者や並走するドライバーにも効果あり。
- ビジョン(デジタルネイサージ)・・・デジタルネイサージ(液晶ビジョンタイプ)を車内に設置し動画を放送できるもの。
- ラッピング・・・タクシーの車体を広告でラッピングしたもの。
バス広告の特徴
一方バスは公共交通機関として、昼夜問わず多くの人々が利用します。通勤・通学はもちろん、買い物に行く際や旅行時などにも利用されます。バス広告も車内・車外いたるところに掲出でき、その種類も多くなっています。
バス広告には具体的に次のような種類があります。
- 運転席後部・・・運転席の後ろのボードを利用するため、乗客の視界に良く入る。
- 窓上・・・窓の上部に設置される広告で、立っている乗客へ訴求できる。
- 側吊・・・横の窓に吊り下げるタイプ。
- ステッカー・・・窓や扉、降車ボタンなどに貼るステッカータイプの広告。
- デジタルネイサージ・・・運転席後ろのボード上に設置され、動画を放送できる。
- ラッピング・・・ラッピングバスとも呼ばれ、バス全体を広告でラッピングしたもの。
このようにタクシー車内・バス車内にはさまざまな種類の広告が掲出されているのです。広告の対象(ターゲット)が毎日目にするという利点を活かしながら、潜在意識への刷り込みを行います。
交通広告のメリット
タクシーやバスといった交通系広告のメリットを考えてみましょう。
最大のメリットは、毎日のようにタクシーやバスを利用する人に対して効果的な宣伝ができるということです。ビジネスマンや学生は通勤・通学で平日は毎日バスを利用しますね。また富裕層などはタクシーを多く利用します。ターゲットが絞りやすいので、広告内容もそれに合わせたものを考えやすいでしょう。毎日同じ広告を見て、情報を刷り込ませることで確実に脳にインプットさせることができるのです。
また、交通広告は沿線ごとに広告を掲出することができるのもポイントの一つです。沿線沿いにある店舗や、地域のイベントなどターゲットにしたい地域を絞ることが可能です。広告に「○○駅△口から徒歩■分」など掲載しておけば案内板としての役割も果たすことができます。
タクシーの平均乗車時間は16分といわれています。この時間は乗客にとってプライベートな空間になるため、広告が目に入ればじっくりと見てもらうことができるでしょう。プライベートな空間という意味では、人目が気になってじっくりみることができない、育毛やカツラ・ダイエット・脱毛などのコンプレックス商材を扱うと効果が高くなります。タクシー広告は、強制的に乗客の目に入るところに広告を掲出するのがポイントです。
デメリット
交通広告のデメリットとしては、スマホの普及とともに広告を見る回数が減ってきているということが挙げられます。タクシーやバスを利用する人を見ると、多くの人が車内でスマホを操作していることがわかります。たくさん広告を掲出したとしても、乗客の目に入る機会が少ないのでは効果も半減してしまいます。
もう1つは大都市でしか効果を発揮しにくいという点です。関東首都圏や政令指定都市などでのバス・タクシーの利用者はとても多いですが、地方に行けばいくほど車社会となり電車を利用する人が少なくなっているのが現状です。
実際地方のバスは乗客が減少傾向にあり、運転手しか乗っていない区間があることも多いです。利用者が少なければ情報の刷り込みを行いたくても経費ばかりかかってしまって効果が現れなくなってしまいます。
価格
タクシー・バスなどの交通系広告のなかでも利用されることの多い広告の価格相場を、種類ごとに見ていきましょう。
■タクシー広告(1台あたり・1ヶ月の料金)
- リーフレット(アドケース)・・・1,000~2,000円
- アイキャッチステッカー・・・1,500~2,000円
- リアステッカー・・・3,500~4,000円
- サイドウインドウステッカー・・・1,000~2,000円
■バス広告(7日間)
バス広告はバス会社や営業所によって運行するバスの台数が違うので、掲出枚数に開きが出ます。そのため価格にも大きく差が出ます。
- 窓上・・・4,000~60,000円
- 側吊・・・6,000~80,000円
- デジタルネイサージ・・・20,000~40,000円
アドトラックでのプロモーション
次にアドトラックでプロモーションを行う場合についてご紹介します。
特徴
アドトラックは、いわゆる広告宣伝カーと呼ばれるもので、トラックをまるごと1台広告でラッピングしてプロモーションを行います。そのため消費者からの注目も得られやすいうえ、音響設備も搭載していたり内側から照明で広告を光らせることができたりするので視覚・聴覚に訴えることができます。
車体サイズは軽車両~人気の2t、4t、さらに40fトレーラーまでさまざまあります。さらに広告面も内照明式といって広告を内側から照明を当てて光らせるタイプや、大型ビジョンを積載するビジョンタイプなどPR方法もアドトラック業者所有のトラックによって異なります。
メリット
アドトラックを使うメリットを考えてみましょう。
1つ目は音楽やナレーションを伴ったPRできることです。タクシー・バス広告は主に「視覚」に訴えかけるようになっているのに対し、アドトラックは「視覚・聴覚」の両方向からのアプローチができます。
アドトラックなら音楽やナレーションを伴った音声を大音量で流しながら走行することが可能です。大音量で走行することにより、スマホを見ていたり音楽を聴いていたりしていても、アドトラックへ興味を惹きつけることができるでしょう。
さらに「こんな派手なアドトラックを見た」「お気に入りのアーティストのトラックを見た」などと写真を撮ってinstagramやtwitterなどのSNSに発信する人もいるため、情報拡散も狙うことができます。
2つ目は対象(ターゲット)に合わせて、時間や場所を変えながら宣伝を行える点です。交通系広告は、タクシーまたはバスで移動する際にしか消費者の目に入りません。しかしアドトラックなら移動可能ですから、PRしたい地域はもちろん、ターゲットにしたい年齢層が多く行き交う場所を絞ってプロモーションできるのです。
3つ目は地方出張・全国での走行が可能という点です。同じ広告を使って首都圏だけでなく全国で宣伝できます。地方出張が可能な業者であれば、地域限定のイベントや地域限定商品のPRなども行うことができるでしょう。
デメリット
アドトラックは目立たないと注目してもらえない故に、派手な装飾や宣伝する内容、爆音での走行などが、消費者に「不快」と思われることがあります。
特に高収入バイトの求人やキャバクラなどのナイトスポットのプロモーション、政党の街宣車などは「うるさい」「迷惑」「子どもに悪影響を与える」などと感じてしまう方もいるようです。
さらに、もう1つデメリットがあります。アドトラックは、天候・平日か休日か・時間帯などによって歩行者の人数が大きく変わるため、日によって宣伝効果にムラが出る場合があることも覚えておきましょう。
広告の宣伝対象となる人が「いつ・どこを通行するか」ということがカギを握るアドトラックは、ルート設定が大切になってきます。この辺りはアドトラック業者と入念に打ち合わせを行う必要があるでしょう。
アドトラック業者では、より効果が見込めるルートを選択して運行させますが、当日、予期せぬ渋滞や工事などで、円滑にプロモーションできない場合は、十分な効果が見込めないことも想定されます。この点は念頭に置いておきましょう。
価格
アドトラックの中で最もポピュラーな4t内照明式の価格相場は次の通りです。
3日 | 850,000円 |
7日 | 1,000,000~2,000,000円 |
10日 | 1,450,000円 |
20日 | 2,000,000~2,300,000円 |
30日 | 3,150,000~4,000,000円 |
こちらの価格のほかに、ラッピング費用・デザイン費用などが加わる場合があります。(※業者によっては価格に含まれていることもあります)
大型液晶を荷台に積載している4tLEDビジョントラックの価格相場は次の通りです。
7日 | 2,000,000~3,000,000円 |
14日 | 3,000,000~3,500,000円 |
30日 | 6,000,000~7,000,000円 |
こちらもラッピング費やデザイン費は業者によっては価格に含まれていることもあります。
このようにアドトラックでは内照明式のほうがLEDビジョントラックよりも価格帯が低くなっています。
対象・宣伝物に合わせて選択しよう
タクシーやバスなどを利用した交通系広告と、アドトラックを用いたプロモーションの効果やメリット・デメリット、価格などを比較してきました。交通系広告はいくつかの種類があるため、利用する期間や、路線数によっても価格が大きく異なることがお分かりいただけたと思います。
交通系広告は、ターゲットを絞りやすいのが魅力です。また、その路線を利用する人が行動する範囲の地域の情報は効果が得やすいでしょう。
一方でアドトラックはターゲットが歩行する場所・時間に合わせて自由にルートを設定することが可能です。より効果的なルートは業者担当者と念入りに打ち合わせを行った上で決めましょう。
より効果が期待できそうな媒体を選ぶことが大切です。
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ドリームプロジェクツにお任せ下さい!
営業担当の筒井です。
アドトラックを初めてご利用されるお客様でも、わかりやすく丁寧にご説明致します。しっかりとサポートさせて頂きますのでご安心下さい。
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住所:東京都港区芝大門二丁目4番5号 芝ダイヤハイツ706号
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