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ネット上の【誇大広告】に対する消費者78人の本音アンケート

コラム

ネット上の【誇大広告】に対する消費者78人の本音アンケート

インターネットや雑誌広告などでよく見かける誇大広告。特にダイエットや美容、健康食品などは「本当にそんな効果がすぐに得られるの?」と思ってしまうものがたくさんありますね。

今回はインターネットで見かける誇大広告に対する本音を、消費者に聞いてみました。誇大広告を実際にどのように受け止めているのか、消費者の意見も取り上げていきますので、広告デザインを作る際の参考にしてください。

 

誇大広告とは

誇大広告とはその名の通り、宣伝したい内容を大きく誇張して表現することで、商品・サービスに興味を持ってもらおう・・・という広告です。

「嘘・大げさ・紛らわしい」というフレーズをよく耳にしますが、このような表現を使い消費者に誤認を与えるものです。

広告の内容が実際の商品・サービスからあまりにかけ離れていると、不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法、景表法)」に違反したことになり、不適切な表現を削除することになります。

景表法のほかにも「健康増進法」にも抵触することがあります。「コレステロール値が下がる」「血圧を下げる」など、健康の面で実証できていないものは健康増進法により勧告を受けた例もありました。

 

誇大広告の例

よく見かける誇大広告の例を挙げてみましょう。

  • これを飲めば〇日間で-10kg!
  • お腹の脂肪がこれ1粒でなかったことに
  • セミナー受講料が100万円→いまなら特別価格10万円!
  • これを塗ればシミがみるみる剥がれる!
  • Aカップ→Eカップ!驚きのバストアップサプリ

などなど・・・。きっと毎日のようにどこかで目にしているはずです。近年特に誇大広告を目にするのがインターネット上です。スマホが必需品となった今、目にするほとんどのページに広告が掲載されていて、なかには誇大広告も多く含まれています。

今回はインターネット上の誇大広告についてアンケート調査を行いました。ここからはアンケート調査の結果から分かったことを考察していきます。

調査方法:インターネットアンケート(10~50代の男女78名)

 

誇大広告をどれくらい見かける?

はじめに、インターネットで誇大広告を見かける頻度について質問しました。「凄くよく見かける」「よく見かける」「ときどき見かける」「あまり見かけない」「見かけない」の5択で回答してもらった結果、次のようになりました。

誇大広告をどれくらい見かける? 人数(人)
凄くよく見かける 9
よく見かける 43
ときどき見かける 23
あまり見かけない 3
ほぼ見かけない 0

もっとも多かったのが「よく見かける」で5割以上となりました。「あまり見かけない」と「ほぼ見かけない」が少数もしくは0人ということからも、現代において誇大広告は当たり前のように存在していることが分かりますね。

 

誇大広告をどう思う?

続いて、誇大広告に対する印象を聞いてみました。いろいろな意見が出ましたが、大きく分けて

の3つに分けられましたので、そのなかからいくつか回答をご紹介しましょう。

 

「詐欺だと思う・信用できない」という意見

  • かなり鬱陶しいので、すぐに消したい。(50代・男性)
  • 嘘っぽいなと思って不信感を持つ。(30代・女性)
  • 周辺に信じがちな人がいるので、ぜひ止めて欲しい 。試すたびに大はしゃぎして、失敗する度に何日も愚痴を聞かされるのはもう二次被害だと思う。(40代・女性)
  • 誇大広告は自分で気が付くことができるのであまり気にしてはいません。それより同じ広告を何度も何度も広告を動画を見ている途中で表示される方が嫌です。(20代・女性)
  • 通販商品のイメージが悪くなる。 増毛、ダイエット、美容の誇大広告が多いので、それらについては、実店舗で信頼できる商品を買わなければと思ってしまう。(50代・女性)
  • 信じていない、相手にしていない。(50代・男性)
  • やりすぎると余計にうそっぽく感じるので、効果があるのか疑問です。(40代・女性)
  • 法的に罰則を作るべきだと思う。(40代・女性)
  • ビジネスとは言え、より多くのお金を得るための言わば”人を騙す行為”であると思います。たいていの人は誇大広告だと気付いて嫌な感情を持つだけだと思いますが、やはり信じて購入して後悔する人も少なくないでしょう。誇大広告を依頼する企業、製作するが罪の意識を感じないのが不思議です。(50代・女性)
  • 白けるし、信じる人いるのか?と思う。たまにうそ臭すぎて笑ってしまう。(40代・女性)
  • 鬱陶しさを感じています。(20代・女性)
  • 科学的な根拠もなしに広告するのは遺憾です。(40代・男性)
  • 以前は広告を信じて商品を購入したことも度々ありましたが、最近ではほとんど信用しなくなりました。 消費者が気を付けて正しい情報を取得することが必要な時代だと痛感しています。(40代・男性)
  • 日本経済において、たいへん大きな問題であると思います。
    信頼できる情報でなければ、消費者にとってマイナスになりますし、詐欺などの犯罪を助長するものだと思います。(40代・男性)

誇大広告に対して嫌悪感を抱いている人の割合がとても多く、様々な意見が集まりました。明らかに「誇大広告だ」と分かるものなら回避できますが、そうだと分からずクリックしてしまう人も多く、その点を問題視する声もありました。

ひっかかったら詐欺になってしまうような広告もあるため、広告配信の停止だけでなくもっと厳しい罰則を求める人もいました。

今現在では多くの誇大広告が出回っており消費者の「見る目」が試される形となっています。

 

「広告業界の必死さを感じる・仕方ない」という意見

  • 宣伝だからある程度は仕方ないと思う。消費者もそれを念頭においてしっかりとした目を養えばいいと思う。(30代・男性)
  • どこも生き残りに必死なんだと感じる。(30代・女性)
  • 売るためにはしょうがないかなと思う。(40代・男性)

誇大広告についてはよく思っていない人が多い一方で、そのような広告を出さないといけないくらい企業も大変な状況にあるのでは・・・と同情する声もいくつかありました。

とはいえ、きちんとしたデータや根拠に基づいた表現ではなく、売ること・売れること前提の嘘の表現は詐欺行為にあたります。一度誇大広告と認定され、広告の配信を停止させられてしまうと企業・ブランドのイメージ低下にもつながり消費者の信用も落ちてしまうので、広告を出す側も難しい駆け引きといえるでしょう。

 

「つい見てしまう・興味を持ってしまう」という意見

  • ちょっと大げさだろうと感じてはいる物の、ほんとかなと信じてしまいそうな自分がいます。(40代・女性)
  • 全く興味がない内容の広告ならば、気にならないけれど、興味のあることだと、ついつい広告に目が止まってしまいます。 実際よりも盛って書くのは良くないことだと思います。 誇大広告は、インパクトのあるフレーズを使うので、物凄く目立つと思います。(30代・男性)
  • 自分がちょうど気がかりなことを誇張された文言を見ると、ついクリックしてしまいそうになるが、 どうせ数割盛っていると思ってしまい、無名な会社だと絶対クリックしない。(40代・女性)
  • そんなことないと思いつつ、なぜか見てしまう。誇大広告にしなくても、製品開発や販売に踏み切れる商品なら長所はあるはずなので、そこを見せてほしい。(20代・男性)
  • うそだとわかってても興味を引くと思います。ただやりすぎです。(30代・男性)
  • SNSや、動画サイトを見ていると必ずと言っていいほど出てきて、少ししつこいと思いつつ見てるうちに商品が気になってくる。(30代・女性)
  • ついつい深く見てしまいますが、最近あまりにも多いため、話半分に思っています。(40代・女性)

誇大広告はインパクトがあるため、ついつい見てしまうという人もいました。特に今自分が悩んでいること(薄毛や体脂肪、シミなど)の広告が表示されると興味を持ってクリックする率が高くなるようです。「悩みを解決したい!」という消費者心理にうまく利用した結果となります。

しかし「ついつい見てしまう」という人の多くも「何割か盛って表現している」と思っているため、誇大広告に記載されている内容すべてを信用してクリックする人はかなり少ないと思われます。

 

どんな誇大広告が嫌われる?

消費者の多くが誇大広告に対して嫌悪感を抱いていることが分かりましたが、実際にどのような誇大広告が嫌われているのでしょう?

こちらについても「一番印象に残っている誇大広告はどんなものですか?」という内容で調査しましたので、いくつか回答をご紹介します。

  • 履くだけで足が、すごく細くなるという物。(40代・女性)
  • 1か月で10kg痩せる。(40代・男性)
  • 「今これを見ているあなただけに朗報です!」系広告。飲むだけで痩せるお茶、塗っただけで美白になるクリーム、何もせずに儲かる商材など。(30代・女性)
  • ダイエット関係のサプリメントの広告です。 トイレが壊れたと、でかく書いてあったので、印象に残っています。(30代・男性)
  • 毛穴がなくなる!といった基礎化粧品の広告 。スッピンと書かれている文字の横の女性の写真が、スッピン風のバッチリメイクで恐ろしくなった。(30代・女性)
  • 新型コロナウイルスの影響で自粛生活をし体重増加、友人からもらったサプリメントで体重がみるみる落ちてその勢いで彼氏ができて結婚した、という内容です。(20代・女性)
  • 「トイレに大量の脂肪便が浮いてたよ」とご主人が言ったという広告。 (50代・女性)
  • 「誰でもすぐに稼げる」ってのが一番誇大広告かなっておもいます。(40代・男性)
  • 飲めば○キロ痩せる、などのダイエット&便秘解消の広告はひんぱんに見かけます。美容液関連の「シミ・くすみが消える!」といった広告もよくあります。(40代・女性)
  • 腸内に溜まった宿便や脂肪の塊が排出されるというサプリ。誰が見ても明らかに作り物だとわかる巨大な排出物の写真付きでした。 (50代・女性)
  • 歯のホワイトニング効果のあるという歯磨き粉。長年の間についた歯の黄ばみは歯磨きだけでは落ちないと思います。広告のモデルさんの歯は真っ白で光り輝いていました。あり得ません。(50代・女性)
  • 胸のカップが4つも上がったと、胸が大きくなるという広告。 韓国人が日本にわざわざ買いに来る美白クリームという広告。(30代・女性)
  • 着るだけで割れた腹筋が手に入る加圧シャツ。(30代・男性)
  • 美容系は本当に多いです。美白になる! と書いてあり、説明通りに正しく使っても、少しも美白になりませんでした。(30代・女性)
  • 50代なのに自社製品を使ったら30代の肌になって息子の友達からナンパされた。(30代・女性)
  • 加齢臭、体臭が消えて、ソープの香りが一日中持続します。(40代・男性)
  • 必ず儲かる 株・FXなどの投資広告 (40代・男性)
  • 肌に貼った何かをめくるとシミが消えている。(40代・女性)

やはり年代ごとの悩みにアプローチする誇大広告が多いことが分かりますね。あきらかに「嘘でしょ」と思うものもあれば「もしかすると本当にそうなるのかも」と希望を持ってしまうような広告もあり、消費者側も線引きが難しいときがあります。

本気で悩んでいることがあって、いかなる方法でもそれを解決したい・・・と思っている方は騙されてしまうこともあるでしょう。誇大広告は、広告を出す側・見る側両方の倫理観が問われるものとなっています。

 

誇大表現になっていないか注意しよう!

広告を出す側も売るために必死なのも分かりますが、消費者の多くは誇大広告に対していいイメージを持っていません。さらに「これは誇大広告である」と見破る目を多くの人が持っていることも分かりました。

消費者の意見の中にもありましたが、わざわざ嫌われるような誇大表現を使わなくても、まじめに商品を開発・製造していれば消費者を振り向かせることができるはずです。

広告のキャッチコピーは消費者の目を引くうえでとても重要ですが、裏付けのないあまりに誇張された表現は消費者に「嘘」と見抜かれて信頼性を失ってしまいます。そうならないためにも、アドトラックのデザイン・キャッチコピーを考える際は誇大表現になっていないか注意しないといけません。きちんと検証された科学的データを載せるなど、消費者に信頼してもらえるものを使いましょう。

 

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