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アドトラックは規制されるべき?道行く人の本心は?

コラム

アドトラックは規制されるべき?道行く人の本心は?

新宿や池袋など都内を歩いていると見かける大きな音声とともに走行している広告宣伝トラック(アドトラック)。このアドトラックを走行させるために、いくつか守らなければいけない条例が制定されているのをご存知でしょうか?

 

アドトラックは条例でいくつか規制されていますが、それでもまだ道行く人の中には「うるさい」と感じたり「騒音である」と思っている人がいることも事実です。

 

今回は「アドトラックはもっと規制されるべきか」という内容でアンケート調査を行いましたので、その結果をご紹介します。

 

調査方法:インターネットアンケート
回答者:10代~60代以上の男女100名

アドトラックはもっと規制されるべき?人々の意外な反応

アンケート結果:アドトラックはもっと規制されるべきか?

アドトラックはもっと規制されるべきか 人数
強く思う 8
思う 10
ちょっと思う 24
どちらでもない 23
あまり思わない 19
思わない 10
全く思わない 6

 

「もっと規制されるべきだ」という声が多いのではないか、と予想しましたが意外にも「規制されるべきだと思う人」と「思わない人」の割合は、若干「規制されるべき」という声が多かったものの、その差は大きく開きませんでした

 

それぞれの意見をご紹介していきましょう。

 

「もっと規制されるべき」と少しでも思っている人の意見

 

「強く思う」と答えた人

  • 大きな音響による宣伝は一方的なもので、受け手側でシャットアウトすることが難しい。ライフスタイルや障害の有無によって、不快な思いをしたり生活に支障を来すことがある。私自身、病気で聴覚過敏の症状があり、大きな音が苦手なので規制を望みます。(30代女性)
  • ただ走っているだけのトラックはいいのですが、大きな音や音楽を出して走り回っているのは街なかとはいえかなり迷惑です。音の大きさに関してはしっかり規制してほしいと思っています。(40代男性)
  • 風俗的な物などは特に、小さな子供がいる家庭にはとても嫌な物だと思います。不特定多数が見る可能性のある広告は、どんな人が見ても大丈夫な物にしてもらわないと困ります。派手な物は見て、嫌な気持ちにはなるかもしれませんが、広告という物の特性を考えるとしょうがないのかなとも思えるため、派手さについては容認出来ますが、社会の迷惑になる様なものは宣伝してもらいたくないです。それを全国的に取り締まってほしいです。(30代女性)

 

「思う」と答えた人

  • 気がそれることにより交通事故を起こしやすくなるため。(20代男性)
  • 私は大通りに面した場所に暮らしています。宣伝トラックはよく自宅の前を通りますが、音量が高すぎる場合がほとんどです。音の部分で規制してもらえると助かります。(50代男性)
  • アーティストの新曲発売のキャンペーンならまだ良しと思うが、どちらかというと風俗へ勧誘するようなアドトラックが多いように思う。短時間で簡単にお金を稼げるという広告もあり、未成年も多く目にする機会が多いと思うので規制はした方が良い。(30代男性)

 

「ちょっと思う」と答えた人

  • 広告を両サイドに貼り付けた車が車道を走る分には全然良いと思うし、これ以上の規制の必要はないと思います。ですがそこから流している音への規制は必要かと思います。音が大きいことで広告に気づくことはできますが、あまりの大きさで嫌な気持ちになるのも確かです。選挙カーもそうですが、繁華街を走るとはいえ、もう少し小さい音量でも充分広告効果はあると思います。(20代女性)
  • あまりにも色使いの派手なものは気を取られるので規制してほしい。(40代男性)
  • 爆音で風俗的な宣伝をしている車は不快なのでやめてほしい。しかし、目で追ってしまうのは事実なので、無音での宣伝カーはありだとは思う。(30代女性)
  • ちょっと景観的には良くないかなぁと思うけど、すごく迷惑をかけているわけでもないので。(40代女性)
  • 近くを走行していると、圧迫感を感じ怖いため。(30代女性)
  • 子供も見る時間帯にふさわしくない広告がウロウロしていると少し複雑な気持ちになります。(30代女性)

 

「もっと規制すべき」と思っている人の意見で特に多かったのが、音の面での規制を望む声です。また子育て中の世代からは、風俗の宣伝に対する配慮を求める意見も多くみられました。

 

病気や障害がある方が特に嫌な思いをする、運転中にアドトラックを見ることで注意力散漫になり事故が起きることを懸念する声もありました。

 

中立派の意見

 

「どちらでもよい」と答えた人

  • 歩行者にもいい広告になると思うため。(10代女性)
  • 特に害があるわけではないし気にならない。(20女性)
  • 以前は大音量で通行しているトラックもいましたが、今は騒音の部分で規制され気にならないので、広告のひとつとして通行しているのなら規制する必要はないと思います。(20代女性)
  • テレビCMならば、宣伝の視聴と引き換えにコンテンツ(=番組)の提供を受けているので文句は言えませんが、アドトラックは公道を堂々と宣伝に使っており、納得いかないところもあります。ですが、規制となると話しは別で、消費者である私ではなく、公道を管理している自治体なり政府なりが決めればよいと考えます。(40代女性)
  • 広告の手法の一つなので、規制する必要を感じない。ただし、騒音被害が実害として発生した場合はその都度対処、対応するべきと考える。(30代男性)
  • 街の景観を乱すという側面もあるかもしれませんが、活気を生む効果も期待できるからです。一長一短だと思います。(30代男性)

 

中立派の意見としては、「多少の迷惑はあるが広告効果が高いなら問題がない」という意見が多く見受けられました。企業広告の一つとして理解しているようです。騒音の規制がされていることをご存知の方もいらっしゃいました。

 

「これ以上の規制は必要ない」と少しでも思っている人の意見

 

「あまり思わない」と答えた人

  • なぜ規制されるべきか意味がわからない。別に問題ないと思う。(30代女性)
  • 街で走っていても気に留めるほどの広告効果はなく、規制すべきと思ったことはない。(30代女性)
  • ネットなど普段利用するメディアでは見かけない広告をアドトラックで初めて知ることが出来る情報もあるから。(40代男性)
  • 広告ツールの一つとして存在すべきだと思うから。(20代男性)
  • 時間帯や場所をわきまえれば問題ないと思うから。(30代女性)
  • 見ていてワクワクした気持ちになるため。(20代女性)
  • 以前は大音量の音楽や宣伝文句が流れていてうるさいと感じることが多かったり、必要以上に派手な広告で夜の仕事系の宣伝広告が多かったりして外国人がみたら恥ずかしいと感じていましたが、最近そういったアドトラックをほとんど見かけなくなったので、今規制されているのであればこれ以上は必要ないのではないかと思います。(40代女性)

 

「思わない」と答えた人

  • 移動しているトラックにでかでかと広告が表示されていると、ついつい見てしまい、広告効果としてとても高いと思うので、規制する必要はないと思われます。(40代男性)
  • 規制する・しないの基準が難しいため。不適切な広告を行う会社は長続きしないと思う。(40代男性)
  • 言論の自由は大切だから。何でも規制するのは良くないと思う。(40代男性)
  • 田舎では見かけることが全くない。遊び心があって良さそう。(40代男性)

 

「全く思わない」と答えた人

  • 広告内容(誇大広告とか表現上の問題とか)は、一定レベルの規制があってしかるべきだと思いますが、広告手段に関しては、いろいろな可能性が広がりやすい(つまり自由な)環境が良いと思います。(50代男性)
  • 経費をかけて行う戦略の一つという認識のため、規制される必要はないと思います。(30代男性)
  • もっと走っても良いです。何となく明るくなる感じが良いです。運転者としても気持ちが落ち着くと思うので。(60代以上男性)
  • 特に問題にしておらず、今後増えても不都合ではないから。(40代男性)

 

「アドトラックにこれ以上規制は必要ない」と思っているのは、比較的男性に多いようでした。「街が活気づく」「楽しそう」という肯定的な意見もあり、受け止める側の考え方一つで、アドトラックへの印象が大きく分かれる結果となりました。

 

「うるさい」とは感じつつも、「企業の広告活動だから仕方がない」という理解があるようです。なんでも条例で規制することへの違和感や、表現の自由が損なわれることなどへ言及する声もありました。

 

現在アドトラックが規制されていること

現在アドトラックが規制されていること

アンケートで得た回答の中に、「現在アドトラックに対する規制がある」ということをご存知の方もいらっしゃいました。どんなことが規制されているのでしょう?

 

屋外広告物条例施行規則

東京都ではアドトラックへの批判や苦情を受けて、2011年3月に「屋外広告物条例施行規則」を改正、10月より施行されました。これは公益社団法人「東京屋外広告協会」によってアドトラックのデザイン審査を行い、街の景観を損ねるデザインや公序良俗の面で不適切な広告を用いた場合、道路を走行する許可が下りない仕組みとなっています。

 

具体的な審査は次の通りです。

  1. 道路交通の安全を阻害していないか、安全面に十分配慮したデザインか
  2. 運行時に支障になるデザインでないか
  3. 街の景観と調和できるデザインか
  4. 広告物の面積や位置が条例で定められている範囲か
  5. 公序良俗に反していないか

 

審査費用はデザイン1点につき8,000円となっています。

デザイン審査をクリアすると「デザイン審査済証」が発行され、東京都ナンバーのアドトラックはこの許可証がないと走行できません。違反者には最高30万円の罰金という罰則が設けられています。

 

拡声器暴走音規制条例

各地方自治体では、拡声器による騒音に対する条例も制定されています。
東京都では、アドトラックから10m以上離れた地点で測定した場合、音量が85デシベルを超えてはいけないこととなっています。

 

これに違反した場合、6ヶ月以下の懲役または20万円以下の罰金が科せられますが、現状としてすべての音のレベルを測るのは難しく取り締まりが困難な状況です。

 

条例には抜け穴がある!?

アドトラックを規制する条例を2つご紹介しましたが、実はこの条例には抜け穴があるのです。屋外広告物条例施行規則は東京都が都内のナンバーを持つ車に対し定めているため、他県ナンバーですり抜けているトラックも存在しているのです。

 

一部の業者がこの抜け穴をくぐり、公序良俗に反した広告デザインや耳をふさぎたくなるような音量で走行している事実があります。これを受けて、新たな条例や規則の制定が検討されています。

 

アドトラックの運行には企業の配慮が必要

今回アンケートを行って、アドトラックについては理解を持ってる人もいるが、不快に思っている人もいることが分かりました。

 

感じ方は個人で大きな差がありますが、アドトラックは無差別に目や耳に入るものですのでより企業の配慮などが求められます。

 

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営業担当の筒井です。
アドトラックを初めてご利用されるお客様でも、わかりやすく丁寧にご説明致します。しっかりとサポートさせて頂きますのでご安心下さい。

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